町内共通ポイントでしか買えない商品交換所の存在がポイントの付加価値アップを実現

たら丸カード

道の駅いわない / 北海道岩内町

導入の経緯

平成８年６月に町内共通のカードを導入以来、現在に至るまで一貫して「はん子＆はん蔵」シリーズによる満点性のあるカード事業に注力されています。
近年、ポイントカードもデジタル化が進み、ポイント機能だけでなく電子マネー機能などを使いキャッシュレス決済を模索する団体も多いですが、いわないポイントカード会様のように、地域の特性「商店主とお客様の高齢化」「イベント重視」により簡単でシンプルな仕組みを利用している団体も少なくありません。
多くのカード事業実施団体では加盟店数の減少、ポイント売上額の減少に歯止めがかからない状況が続いていますが事業開始から加盟店数・売上共に横ばいを維持しています。

地域の子供たちを支援する仕組みを実現

たら丸カードは400P（100円のお買い物で1ポイント）で満点となり、町内の加盟店で500円のお買い物が出来ますが、その際に、「教員支援券」部分を切り取ることができ、町内の教育関連施設や団体に30円の寄付ができる機能があります。
教育支援券事業は町民にはすっかり根付いており、満点カード回収の80％以上で利用されています。

ポイントでしか買えない商品交換所でポイントの付加価値アップを実現

商店街の集客、顧客囲い込みにおいて重要な意味をもつ共通ポイントカードは大手商業施設や、チェーン店への対抗策としても非常に有効な事業です。
大手商業施設やチェーン店のポイントカードとの差別化のために、ポイントで参加できるイベント事業に注力している会ですが、たら丸ポイントでしか買えない商品を揃えた「商品交換所」も運営しており町民にはとても支持されておりポイントの付加価値アップにつながっています。